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It was Christmas time [音楽あれこれ]

そう云うわけでクリスマスだった。たった今、さっきまでここに貼っていた"NORAD Tracks Santa"のガジェットをはがしたところ。うちは例年のごとくつれあいがつくってくれたちょいと豪勢な夕食を食べて終わり(イベント好きなのだった)。
車に乗るとあれこれとラジオがクリスマス・ソングを流していて。数年ぶりにDo They Know It's Christmas?なんかを聴いた。でまぁ、少し前に自分で書いたこんなエントリを思い出したりなんかした。

この曲がリリースされた頃はぼくは高校生で。で、チャリティ、と云うのがぴんと来なかった。この曲自体、いろんな角度からの批判も集まったりしていて、それぞれの批判もなんだかけっこうな説得力があって。

でもどこかで、ボブ・ゲルドフは自分のやっていることなんて信じちゃいない、醒めきってる、と云う話を聞いてどこか納得した。スーパースターたちは、自分たちのために集まり、うたったのだとしたら。

世界に喰わせろ
あいつらにまたクリスマスが来たって知らせてやるんだ
Do They Know It's Christmas?(Geldof/Ure)

こんなものは訳し方のニュアンスで印象をどうとでも変えられる。でも、そう云う角度で読んでみると、この曲の歌詞には結構含蓄があって、受け取り方によっては印象ががらりと変わる。

知らなかったが、3年前にこの曲はバンド・エイド20と云うグループによってカバーされていた。オリジナルのバンド・エイドと同様にスーパースターたちが、今度はダルフールのためにうたった、らしい。

そして、ボノはオリジナルのパートと同じ場所をうたった、と云うことだ。感情を伝えることでは随一の声にうたわれていることも相俟ってオリジナルのメロディ・ラインのなかでひときわ強く胸に迫る、そして他のどのパートよりもぼくたちを複雑な気持ちにさせる一節を。

今夜は神に感謝するんだ
それがきみたちじゃなく、彼らの身に起こったことだ、ということを
Do They Know It's Christmas?(Geldof/Ure)

ボノはどんな気持ちで、この一節をうたったんだろう。そのことを確かめるために改めてカバー・バージョンを聴いてみよう、とは少しも思わないけれど。


タグ:音楽
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