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ホメオパシーと日本助産師会 [よしなしごと]

# 誤記があったためタイトルを修正しました。

和田みき子さんのホメオパシー問題についてと云うエントリを読んだ。このかたは助産師さんで、『1920年代の都市における巡回産婆事業――経済学者、猪間驥一の調査研究を通して――』 と云う論文で第4回河上肇賞の奨励賞を受賞してらっしゃるよう(なので昔の、いわゆる「自然なお産」の実情についても造詣の深いかたのよう)。

ここのところの朝日新聞を中心としたホメオパシー報道で、きっかけとなった(と云ってもいいと思う)助産師のみなさんとか助産師会がどう思ってるのかな、みたいには思っていたんだけど。
私自身はすでに開業をやめ、日本助産師会の会員でもないのですが、この問題は助産師全体の問題として受け止めており、東京都助産師会(この4月から法人化して、「日本助産師会東京都支部」から独立した組織となった)のトップにある人と、この間、意見交換をしてきました。
彼女も、ホメオパシーJPNの由井寅子会長の言動には以前より疑念を抱いていた人ですが、それでも私たちは、K2の代替薬が存在していることは知らず、ましてや、それを実際に使っている助産師がいることなど想像もしていませんでした。
日本助産師会と東京都助産師会は別の組織なんだ、とかもちろん知らなかったので、ちょっと東京都助産師会のサイトを見に行ってみる。トップページから「『新生児へのビタミンK2投与』に関して」と云うタイトルのPDFファイルにリンクが貼ってある。読んでみると、私達助産師は、「保健師助産師看護師法」に基づき、正常妊産婦及び新生児に対する助産やケアを業務としており、医師とは異なる役割や責務を有している面がありますが、母親等に説明をして同意を得た上での(インフォームド・コンセントのもとでの)ビタミンK2 の投与については、上記の事情にも鑑み、本会においても推奨致します。ときっちり書いてある。って、和田さんの助言によるものなのかもしれないけど、少なくとも日本助産師会の声明よりははるかに明解。
助産師会の会員だったとき、私は東京都の委託講習会を企画する委員会にいて、先月の初め亡くなった、ホメオパシーJPNが経営する学校の副校長をしているS助産師とは、よく顔を合わせていました。とても影響力のある人で、定例会では、ホメオパシーの話題に加わらないのは、私一人だったと思います。
マタニティ期にある人たちからしょっちゅう電話がかかってきて、切迫流産と思われる出血にレメディを処方している声が聞こえていました。
生れてきた赤ちゃんが呼吸しないとき嗅がせる、気付け薬のようなレメディを紹介したときには、自分も開業したら使いたいという声が、何人かの委員から上がっていました。
これは鴫原操氏のことでしょうね。って、定例会では、ホメオパシーの話題に加わらないのは、私一人だったと思いますって、いったいどれだけ浸透してるんだよ、って話だよなぁ。
インフルエンザに効くレメディがないかという質問に答えていたときの様子は、実は、このブログですでに書いています(ホメオパシーということばを使いませんでしたが、代替療法と書いたものは、すべてホメオパシーのことです)。
和田さんは去年の2月の時点で、聞こえてきた会話と云うエントリをお書きになっている。こちらのエントリに登場する開業助産師Bと云うのが、まぁ鴫原氏、と云うことになるんだろう。
私は一年目に、この会議で、一般的な予防接種の講演会を提案して却下されました。
二年目には少し工夫を凝らして、午前と午後で、予防接種の賛成派・反対派両方の意見を聞く企画案を提出したのですが、これも却下されていました。
そこで、別の場を設けて、日本助産師会東京都支部ではじめて、一般的な予防接種の講演会を実現させました(このことについてもブログに書いています)。これが私の助産師会における唯一の貢献だと思っています(この企画には、ホメオパシーJPNのレメディを使用している助産師、ホメオパシーJPN以外のホメオパシー団体に所属する助産師も加わっていたことは確認しておきたいと思います)。
これを読むかぎり、日本助産師会は予防接種否定派が主流だ、と云うふうに思えてしまう。まさか、とも思いたいけれども、どうなんだろう。
先日、日本助産師会で、臨時の理事会が開かれたそうです。上層部の何人かが、ホメオパシーJPNの由井会長を訪ねると、「ホメオパシーつぶしだから相手にしない」とものすごい剣幕で、肝腎なところでは黙秘権の行使だったようです。
これがほんとうだったらすごいな。いや由井会長が、って話じゃなくて、上層部の何人かが、ホメオパシーJPNの由井会長を訪ねるってあたりが。これがほんとなら、ホメオパシー・ジャパンと日本助産師会って、どう云う関係にあるんだろう、ってまぁ、次節で和田さんがお書きのとおりなんだろう、と云うことだけど。
しかし問題は、日本助産師会の態度だろうと思います。少なくとも、日本助産師会で、総務理事・安全対策委員という要職についているホメオパシーJPNのK助産師の解任または辞任は常識だろうと思うのですが、そんな話はまったく出なかったそうです(K助産師は、「ビタミンK2の使用は、法律で定められていないから、使わなくてもいい」と話しているとか)。
これは神谷整子氏のことですね。て云うか、「ビタミンK2の使用は、法律で定められていないから、使わなくてもいい」と話しているって、この期に及んで、ですか。

引用部分の最初にあるように和田さんは現在開業しているわけではないようなので、このエントリでお書きのこともだいぶ伝聞があるみたいだし、そのまままるごと受け止めていいのかどうか、はわからない(逆に、和田さんには現在直接の利害関係があるわけではないので、実情と違ったことを書く動機もない、とも云える)。でも、これが実情なのなら、乳児に対するK2レメディ使用問題に関する日本助産師会の(ちょっと不可解にも見える)対応も、なんとなく頷ける気もする。
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pooh

あれ、日本助産師会も云うことが変わってきてるかも。

http://www.midwife.or.jp/pdf/H220810_K2.pdf
by pooh (2010-08-11 22:28) 

黒猫亭

ホメオパシーに関しては、時折うさぎ林檎さんが投下してくださる情報以上の知識はないので、そんなに頻繁に言及していないんですが、今回の件で識らされた日本助産師会の実態を視る限り、一般論として「助産院は危ない」と言われても一切反論出来ないんじゃないかと思います。

和田さんの証言が事実なら、世間の想像以上に日本助産師会の実態はひどいと謂わざるを得ないですし、個々の助産師の中には和田さん同様にホメオパシーに懐疑的な「マトモな」助産師も存在するのでしょうけれど、指導的立場にある職能団体の実態がこんな体たらくで「マトモな」助産師を探すほうが難しいと謂う状況では、職域全体の信用が失墜し社会から忌避されてしまっても仕方がないのではないかと思います。

自分のところでも書いたように、だからと謂って現代社会に助産師は不必要なのかと謂えばそうではないと思いますので、何とか正道に立ち戻って欲しいとは思うのですが、何か大規模な外圧でもあって指導的な立場にある頑迷な人々が粛清されない限りこの体質や傾向は変わらないのではないかと思います。

しかし、政権サイドの代替医療に対する生温い姿勢を視る限り、そんな外圧は期待出来ないのではないかとも思いますし、この趨勢において、たとえば朝日新聞の継続的な報道などによって助産院のホメオパシー「汚染」の実態が世間に周知されていけば、ごく普通の反応として助産院忌避の流れになると思いますので、この職域は壊滅的な打撃を蒙る可能性が高いですね。どうしたもんでしょうか。
by 黒猫亭 (2010-08-12 02:14) 

pooh

> 黒猫亭さん

ぼくも(ゆきがかり上、と云うと無責任ですけど)最近この話題への言及は多いですけど、正直、難しいです。助産師、と云う存在そのものへの糾弾に受け取られてしまうと元も子もないですし。

> だからと謂って現代社会に助産師は不必要なのかと謂えばそうではない

そうなんですよ。むしろ現状でこそ重要な役割を担う状況にあるんですよね。

> ごく普通の反応として助産院忌避の流れになる

長野剛記者なんかは、そのあたりまで留意してはいると思うんですけど、ほんとうに微妙ですよね。
助産師と云う仕事の重要性にも同時に光を当ててもらうとか、そう云う部分もあればなぁ、みたいに思うんですけど、まぁこれはこれで無責任な放言になってしまうしなぁ。
by pooh (2010-08-12 07:34) 

うさぎ林檎

おはようございます。

どっぷり首まで漬かっている気がするうさぎ林檎です(笑)。

うーーーん、日本助産師会声明の
>ホメオパシーによる効果
ここんとこが引っ掛かるんですよねぇ、この期に及んでまだ"効果"なんて単語を選択しているのは不味いんじゃないかなぁと思います。
琴子ちゃんのお母さんの所へのばあばさんの書き込みによると”東京都助産師会では神谷助産師を安全対策委員会にかけることを考慮中”ということですから、東京都助産師会の方が今回の件を重大に受け止めているようです。

(特に男性の)産婦人科医の方には申し訳ないですけど、同性(でしかも経産婦)の助産師さんって重要で、核家族が基本の現代でほんのちょっとしたことを直ぐ尋ねられる身近な人の存在は、絶対に安心で貴重な存在である筈なんですよ。

日本助産師会はなんとか軌道修正して貰いたいです。

懸案のオルガノン読み終わりました。
前後に由井氏の長い解説がついていて、それが大体"ハーネマンはこう書いているが真意はこうだ"、"ハーネマンは認めないと書いているが、手紙では認めていた"です。由井氏の出版社の翻訳本なので、内容の歪曲を心配していたんですが、逆にこの解説の存在で本文内容は原本にある程度忠実なのだろうと想像しました。

結論:ハーネマンは医学者で科学者で思想家でした。もしも現代にハーネマンがいたら彼こそが真っ先にホメオパシーを排斥したことは間違いないと思いました。
by うさぎ林檎 (2010-08-12 10:40) 

pooh

> うさぎ林檎さん

そもそも、医療に関連するニセ科学について言及するのは、以前から個人的におっかなくてしかたないんです。ここの過去エントリを読み返すと、そのへんの逡巡がけっこうあからさまに書かれてたり。

> 同性(でしかも経産婦)の助産師さんって重要で、核家族が基本の現代でほんのちょっとしたことを直ぐ尋ねられる身近な人の存在は、絶対に安心で貴重な存在である筈なんですよ。

そうだろうな、と云う気はします(想像するだけしかできませんが)。
ましてや現状の周産期医療の実体があるわけで。

> ハーネマンは医学者で科学者で思想家でした。もしも現代にハーネマンがいたら彼こそが真っ先にホメオパシーを排斥したことは間違いないと思いました。

200年前には、科学と云う巨人の背丈もいまよりずっとちびだったわけで、その肩の上から見通せる風景も違っていたわけですよね。逆に、200年後のいまになってみれば、科学の肩に乗れば当時よりそうとうひろびろとした風景を見通せるわけです。200年前の高さから「科学的」を標榜するのは、ニセ科学になってしまうんですよね。
by pooh (2010-08-12 22:04) 

PseuDoctor

こんばんは。すっかり御無沙汰しております。

確かに助産師(特に開業助産師)へのバッシングになってしまうと困りますね。私なんかが一番言いたいのは、要するに「助産師の人達は、もっとちゃんと仕事してくれ」と言う事です。助産師さん達には、もっともっと働いて頂きたいので、今回の事も「しっかりしろ」というエールだと受け止めて欲しいものです。

>あれ、日本助産師会も云うことが変わってきてるかも。

そうですね。多少は自浄能力が残されているのかもしれません。願わくば裁判沙汰になる以前に、この程度の事は言っといて欲しかったのですが、和田さんのエントリとか拝見する限りでは、それこそ無理っぽかったですね。
とは言え「過ちを改むるに遅すぎるは無し」ですから、何とかここから挽回して欲しいものです。
それが出来なければ、解体ないし消滅も、やむなしだと思います。助産師会は、自らが存亡の瀬戸際に立たされているというのを、とことん真剣に考えるべきでしょう。

>うさぎ林檎さん
kikulogの方にもコメントしましたけれども、結局、ホメオパシーの信奉者が一番ハーネマンを侮辱しているんですよねぇ。
by PseuDoctor (2010-08-13 23:00) 

pooh

> PseuDoctorさん

> すっかり御無沙汰しております。

じつはお越しをちょっとお待ちしてました。あはは。

> 要するに「助産師の人達は、もっとちゃんと仕事してくれ」と言う事です。

ほんとうに想像しかできないんですけど、ひとの人生の最初に立ち会う、ほんとにほんとに大事な仕事を担っているひとたちなんですよね。しかも現状、その役割はどんどん大きくなっている、みたいにぼくなんかには見える。
そのあたり、むしろ冷徹にその部分への判断を下していただきたいものです。

> 過ちを改むるに遅すぎるは無し

これは、ほんとうに同意します。
とても重要な役割を担いうる団体なので、基本的には自浄作用を期待したい。

> 結局、ホメオパシーの信奉者が一番ハーネマンを侮辱している

この部分については(なんかいつも引用していますが)地下猫さんのこちらの考察に妥当性を感じています。

http://d.hatena.ne.jp/tikani_nemuru_M/20090525

また以前取り上げたことのある鍼灸師のsansetuさんの、こちらの見解こそが、現時点でハーネマンを奉じるものたちがとるべきスタンスだと思っています。

http://sansetu.exblog.jp/13762020/
by pooh (2010-08-13 23:20) 

PseuDoctor

こんばんは。

Poohさんの仰る内容にほぼ同意します。

>地下猫さんのこちらの考察
これは私も妥当だと思います。私は地下猫さんの持ちネタである「罵倒芸」を生理的に受け付けないのですが、それはそれとして、良く練られた考察だと思います。
ついでに言うならば「罵倒芸」そのものも有効な場面はあるのでしょう。私は使わないし嫌いですが、他の人がそうした手法を使う事まで否定するものではありません。

>sansetuさんの、こちらの見解
こちらも明解な御意見ですね。これだけはっきりとしたスタンスをお持ちの方ばかりなら苦労しないのですが。

さて、今更言うまでもありませんが、ホメオパシー批判についての理論的な部分は既に完成されていると言って良いでしょう。後はそれを中立の人にどの様に広めていくかという、キャンペーンと言いますかマーケティング的な問題が残っています。
そしてもう一つは既にkikulog等で話題になっています様に、信じてしまった人を引き戻せるかどうかという点があります。これはホメオパシーに限った事ではありませんが、サンクコストとかアイデンティティとかの要素を考慮に入れたとしても、なかなか対処が難しそうだなぁ、と感じています。
by PseuDoctor (2010-08-17 22:19) 

pooh

> PseuDoctorさん

> 「罵倒芸」そのものも有効な場面はあるのでしょう。

へんな云い方ですが、技法として有効に使えるかたは、お使いになればいいのだと思います。
ぼくはへたなのであまり使いませんが、それでも場合によってはそうとう直截な書きかたをします。

> 後はそれを中立の人にどの様に広めていくかという、キャンペーンと言いますかマーケティング的な問題が残っています。

ひとつの方法であり、またこれまでの延長上にあるものとしては、やはり検索結果に残す、と云うのはあるのかな、と思います。ほかの方法を持ってらっしゃるかたもいらっしゃるでしょうけど。

> 信じてしまった人を引き戻せるかどうか

これは科学の議論を超える、大きなテーマですよね。
結局は方法を模索するしかないのでしょう。
by pooh (2010-08-18 07:37) 

m

その鴫原助産師、亡くなったそうですね。
詳しい死因は不明ですが親交のあった信奉者のブログに
最後はICUにいたとあります。
ttp://plaza.rakuten.co.jp/mamefumfum/diary/20100606/
ttp://www.azumarumi.com/index.php?e=489

by m (2010-08-20 16:09) 

pooh

> mさん

いらっしゃいませ。

> その鴫原助産師、亡くなったそうですね。

あぁ、聞き知っておりました。

ホメオパシー医学協会に所属するホメオパスがICUに入ったりして、最後には病院で亡くなった、と云う話については、あきらかにたいていのひとの許容範囲を超える度を超した皮肉が口をついて出てしまいそうになります。

by pooh (2010-08-20 22:00) 

うさぎ林檎

こんばんは。

その昔、テレビ東京がまだ東京12チャンネルと呼ばれていた頃に「大江戸捜査網」と謂う時代劇がありました。
その劇中、最後に悪者を成敗しに行く時にナレーションが流れるんです。
「隠密同心心得之条」って謂うんですけどね……。
by うさぎ林檎 (2010-08-20 23:14) 

pooh

> うさぎ林檎さん

えぇと、「自然」かもしれないですが(^^;。
by pooh (2010-08-20 23:19) 

黒猫亭

>うさぎ林檎さん

ああ、「同じく井坂十蔵」のことですね?←関係ない
by 黒猫亭 (2010-08-20 23:38) 

pooh

> 黒猫亭さん

よぐわがんねっす。

と云うかおかげさまで、ぼくは筒井さん系のギャグを飛ばしそうになるおのれと闘っております(なにを守るでもないんですけどね)。
by pooh (2010-08-20 23:47) 

黒猫亭

>poohさん

>>と云うかおかげさまで、ぼくは筒井さん系のギャグを飛ばしそうになるおのれと闘っております(なにを守るでもないんですけどね)。

思い切って一発飛ばしちゃえば楽になるのに…とか無責任なことを言ってみたりして(笑)。まあ、そこで踏み留まらないと、こちらのようなデリケートなスタンスの言論では果てしなく黒くなっちゃうと謂うこともあるんでしょうね。

まあ、オレ個人のスタンスでは、許し難いと思う相手の墓には敢えて唾を吐きますし、「死ねば仏」を受け容れる気は毛頭ありません。人間、死んでしまったら生きている人間に負けるのが当たり前です。
by 黒猫亭 (2010-08-21 00:20) 

pooh

> 黒猫亭さん

いやまぁなにか取り繕ってるわけじゃないんですけどね。なまじ根がそっちにあるぶん、多少は制御しないと。冗談が呪詛になってしまうとだいなしですし。
by pooh (2010-08-21 07:12) 

うさぎ林檎

おはようございます。

バース講演では総裁とともにドサ周りして妊婦達を積極的に教育し、カリスマ助産師と日本助産師会への売り込みに多大な功績を持ち、コングレスでは演者として華々しく場を盛り上げ、ホメオパシーの為に尽力した人生。
しかし死後、認定ホメオパスからこっそり名前を削除されてオシマイ。
「隠密同心心得之条」の最後の台詞にピッタリでしょ?

>黒猫亭さん(いまクロネコッテイとtypoしましたよ)
>>同じく井坂十蔵
主役は変わってもずっといましたよね、「井坂の旦那」は格好良かった。
by うさぎ林檎 (2010-08-21 09:41) 

黒猫亭

>うさぎ林檎さん

>>いまクロネコッテイとtypoしましたよ

クロマティとかロマネコンティとタイポされなくて幸いでした(笑)。自分で打っていても「kuronekotei」って意外と打ちづらいので急いでいるとよく躓きです(笑)。

>>主役は変わってもずっといましたよね、「井坂の旦那」は格好良かった。

主役格の隠密同心がみんな「十文字小弥太」とか「伝法寺隼人」とか「左文字右京」みたいな勿体振った三文字姓で音を聞いただけでは字面がイメージ出来ないほどクドい名前なのに対して、「井坂十蔵」と謂う至って平凡でサッパリ味の名前なのが謙虚で好感が持てますね(笑)。

ネットでネタにもなりましたが、主役の隠密同心をフォローする女房役として、主役が「隠密同心、十文字小弥太」と名乗った後に、嵯川哲郎の渋い声で「同じく井坂十蔵」とサラリ名乗るのも謙虚でナイスです。まあ、その後の連中もみんな「同じく」なんですが、卒業式の卒業証書授与における「以下同文」みたいなもんですね。

全然関係ないですが、大江戸捜査網を識らない今の若い人が「左文字右京」と謂う役名を聞いたら、多分水谷豊が演じているんだろうと思うでしょうね。

…と謂うわけで、幾ら何でも逸脱がすぎるので悪ノリはこの辺にしておきます(笑)。死して鹿骨拾う者なし。
by 黒猫亭 (2010-08-21 14:55) 

pooh

> うさぎ林檎さん、黒猫亭さん

名乗りで「同じく」と云えば侍戦隊シンケンジャーです。
by pooh (2010-08-21 21:35) 

黒猫亭

>poohさん

>>名乗りで「同じく」と云えば侍戦隊シンケンジャーです。

poohさんの口からシンケンジャーの名前が出るとは意外です(笑)。でも「おんみつどうしん」はそこそこ長いから省略するのも無理はないけれど、「しんけん」はたった二音節なんで四音節の「おなじく」のほうが長いじゃんとか思ったり。
by 黒猫亭 (2010-08-22 05:14) 

pooh

> 黒猫亭さん

ぜんぜん短くなってないんですよね。
でも(ほかの戦隊とは別種の)絆を表現する、いい名乗りだなぁ、とか思ってました。
by pooh (2010-08-22 05:55) 

黒猫亭

>poohさん

>>でも(ほかの戦隊とは別種の)絆を表現する、いい名乗りだなぁ、とか思ってました。

これ、かなり「わかって」ないと出て来ない言い回しだなぁ、とか思って少しビックリしました(笑)。poohさんにSFプロパーな部分だけではなく、トクサツにも目配りのある部分があるなんて意外ですね。同世代のSFファンの間に、嘗て「子供向け」の東映特撮を一段も二段も低く視る風潮が風靡していただけにとくに。
by 黒猫亭 (2010-08-22 16:03) 

pooh

> 黒猫亭さん

いや、それほど「わかって」いるわけではないですよ。ぜんぜん詳しくもないです。戦隊ものも平成ライダーも、最初の数回を見て、合わないな、と思えばみなくなっちゃうし(仮面ライダーWは見捨てそうになったんですが、見捨てなくてほんとによかった)。

シンケンジャーは多くの賞賛の声が寄せられていましたが、ぼくも本来ハンディキャップになりかねない難しい設定をぜんぶ武器に変えてみせたスタッフの力量にうなりました(単なる小林靖子好きって説もありますけど)。
by pooh (2010-08-22 21:10) 

黒猫亭

>poohさん

ここのコメント欄がこんな明後日の方角の流れで好いのかと思いつつ…

>>シンケンジャーは多くの賞賛の声が寄せられていましたが、ぼくも本来ハンディキャップになりかねない難しい設定をぜんぶ武器に変えてみせたスタッフの力量にうなりました(単なる小林靖子好きって説もありますけど)。

…いや、シンケンジャーについてそんだけ「わかって」いたら特ヲタ並ですって(笑)。しかし、poohさんが小林靖子好きとは、何とも嬉しい限りです。多分、セラムンまで観ておられることを期待しちゃいかんのでしょうけれど、小林靖子と白倉伸一郎をネタに大量のテクストを書いた人間としては、俄然色めき立ってしまいます。
by 黒猫亭 (2010-08-23 06:53) 

pooh

> 黒猫亭さん

> ここのコメント欄がこんな明後日の方角の流れで好いのかと思いつつ…

ぼくもやや心配です(^^;。いや、エントリ本文の情報は、届くところにはもう届いた、と云うふうに思ってはいるんですが。

> セラムンまで観ておられることを期待しちゃいかんのでしょうけれど

観てません。すみません(だいたいそもそもテレビをあまり見ないので)。
ちなみにつれあいは龍騎マニアです。
by pooh (2010-08-23 07:30) 

たま

こんにちは、はじめてこちらにコメントさせていただきます。
たまと、申します。
菊池さんの「kikulog」でときおり書き込ませていただいています。
江原さんのことが話題になった頃から、時折こちらは拝見させていただいておりました。


す、すいません、poohさん、黒猫亭さんのコメントを読んで
「シンケンジャー、仮面ライダーW、小林靖子さん、龍騎」という言葉に
どうしても我慢できなくて、書き込んでしまいました。

本テキストも、きちんと読んでおりますが、横の話題について書き込むことをお許しください。

小林靖子さんの脚本はどうにもツボを押されてしまうのか、夢中で見てしまいます。
黒猫亭さんの「小林靖子さん」関連のテキストも、これは読みに
いかねばー!と思っております。

シンケンジャーでは薄皮太夫とドウコクのキャラクターの造形と
その陰影の深さに、もう惚れておりました。

ああ、書き出すと、止まらなくなりそうなので、この辺で失礼いたします。

江原さんの話題の頃から、静謐でありますが鋭いテキストを読むの楽しみにしておりました。
今回の「ホメオパシーと日本助産師会」に関しても、元ではありますが同じ看護系の資格を持つものとしては・・今後の動きが非常に気になります。
助産師さんは産前産後、産褥期を妊婦さん達とかかわるだけでなく、
高校生に性教育の指導も依頼があれば講演しています。

つまり妊娠期の女性だけでなく、もう少し幅の広い年代層とかかわる機会があると思うのです。
それ故に、その資格があるからこそ出来る職務について責任の重さへの内省と、自分の知見に対しての点検のようなものが常に必要だとおもうのですが、助産師会の対応などに触れると、本当に頭を抱えてしまいます。
しかし、それは、看護協会、看護師はどうなんだよ・・といった自分への
刃となって苦しい気持ちにもなります。
そういう自分への苦いものを抱えつつも目をそらしてはいけない問題だなぁ・・と唸りながらも経過を追っているところです。

突然の書き込みでありますのに、長文失礼いたしました。
まだまだ、猛暑が続きますねぇ。
poohさんも、黒猫亭さんも、夏バテしませんよう
お体自愛くださいませ。
by たま (2010-08-23 15:51) 

pooh

> たまさん

いらっしゃいませ。kikulogの書き込みは拝読しております。

> シンケンジャーでは薄皮太夫とドウコクのキャラクターの造形と
> その陰影の深さに、もう惚れておりました。

敵方も味方もキャラクターの人物造形が実に精緻で、しかもそれが終盤の鬼展開のなかでもぶれないままみごとに活かされていた、と云うのはほんとうにすごかったですよね。

> その資格があるからこそ出来る職務について責任の重さへの内省と、自分の知見に対しての点検のようなもの

専門家であること、専門職に就いていること、と云うのをどう認識するのか、と云うことでもあると思うんです。その意味では、専門性、と云うのは社会的な意味合いをつよく持っているわけですよね。
このあたりは、別のエントリにトラックバックいただいた黒猫亭さんのこちらのエントリにある示唆とも、つよく関わってくるように思います。
http://kuronekotei.way-nifty.com/nichijou/2010/08/post-c16f.html
(本歌取りとしてこう云うのもありますが。
http://d.hatena.ne.jp/doramao/20100822/1282455062
by pooh (2010-08-23 20:42) 

shof

こんにちは。
初めてコメントさせていただきます。
私も小林靖子ファンです。小林さんがスーパー戦隊で初めて書いた「電磁戦隊メガレンジャー」の「激ヤバ!オレ達死ぬのか?」の切れ味を力一杯語りたい気持ちがありますが余りにも横なので控えます。シンケンジャーの新年早々からの怒濤さ加減を「鬼展開」とされるなど、poohさんももう、シロートではない、と思います。

黒猫亭日乗には時々お邪魔しているのですが、世間から言われ放題な製薬会社の人間も、一々その発言に責任を問われる、と考えています。薬害や副作用禍とされるものにも、もっと考察の余地が…と思う事は多々ありますが、説明は中々難しく、日々葛藤もあります。
薬の効果とリスクの評価は、厳しくなる事はあっても緩むことはなく、信頼を失うのも一瞬であるため、どこの企業も神経を使っている、それを規制する当局も監視しているという事を、ちゃんと言わねばならないのだろう、と。

至らぬながら、考え続けて行きたいと思っています。
by shof (2010-08-24 18:48) 

黒猫亭

>たまさん

>>黒猫亭さんの「小林靖子さん」関連のテキストも、これは読みに
>>いかねばー!と思っております。

実写版セラムンをご覧になっていらっしゃるなら、の話ですが、黒猫亭日乗の左側のリンクの一番下の「失はれた週末」をクリックしてくだされば、ほぼ小林靖子と舞原賢三と白倉伸一郎のことしか書いてないテクストがたくさん出てきます(笑)。
by 黒猫亭 (2010-08-24 21:32) 

pooh

シンケンジャー妙に受けがいいな(^^;。

> shofさん

いらっしゃいませ。お名前は拝見したことがあります。

> 薬の効果とリスクの評価は、厳しくなる事はあっても緩むことはなく、信頼を失うのも一瞬であるため、どこの企業も神経を使っている、それを規制する当局も監視しているという事を、ちゃんと言わねばならないのだろう、と。

これは、ほんとうにそう思います。機会を見つけて、なんとしてでもことばにしていただかなければいけない。安直な陰謀論なんか、そこに入り込む余地はないはずなんです。

ニセ科学についての議論は、そこに言説をなす責任を見いだした数人の科学者の意識を源流にしています。責任をもちうるプロフェッショナルは、できるだけことばをおおやけにしていくことを考えてほしい、と思います。
by pooh (2010-08-24 22:02) 

pooh

> 黒猫亭さん

管理人の引き出しの浅さからして、そろそろ特撮ネタはここには荷が重そうです(^^;。
by pooh (2010-08-24 22:04) 

黒猫亭

>poohさん

ああ、勿論、勿論(笑)。本題とは無関係な逸脱ネタを許容して戴きまして、すいませんでした。何せ、小林靖子の名を目にすると節度を忘れるものですから(笑)。
by 黒猫亭 (2010-08-25 07:10) 

pooh

> 黒猫亭さん

コメンテーターにあまり節度を求めない(管理人がそもそもそんなに節度がない)のが、ここのカラーでもあるんですけどね。
by pooh (2010-08-25 07:36) 

たま

こんばんは、空を見上げると綺麗な月夜に、ちょっとだけ蒸し暑さも忘れられるような気がします。

poohさん、黒猫亭さん、お返事ありがとうございます。
shofさん、はじめましてです。

poohさんが紹介してくださった、黒猫亭さんのエントリ、
どらねこさんのエントリ、拝読しながら色々考えてしまいました。

加えて、菊池さんのシノドスでのエントリや日本学術会議の会長の金澤氏の談話、日本医師会・医学会、学術会議に賛同の声明。
一挙にいろんなことが動き出して情報を追いかけていくのに精一杯ですが、その中でぐるぐるいろんな事を考えてしまいます。

看護協会や助産師会はいったい今後どうしていくんだろう?
機関誌「助産師」を注文しているのですが、まだ手元には届かず、
問い合わせメールをしてもお返事が届かない状況です。
色々と助産師会内部でも混乱があるのかもしれないですが・・。

すみません、スレッドの流れとしては、もう終了となる方向性かもしれませんが、少し書かせてください。


黒猫亭さんが「お医者さんごっごの代償」の中で触れられている
「あきつき問題」でのホメオパスと悲しくも亡くなってしまわれた方のメールでのやりとりは・・・私には手先が冷たくなるような恐ろしいやり取り
でした。

良くそんな怖い事ができる・・と血の気が引く思いでした。
あれは、大切な情報、サインを聞いているのにその重大さも理解せずに
無視して霧の中に人をほっぽりだすようなものだ・・と。
しかも、霧の向こうは切り立った崖なのに。

医療者ならば・・・「怖い」経験を苦しくもしたことがあると思います。
それはどんなに慎重に治療を進めても予期せぬ事態や、予想を超える事態に直面し、目の前の患者さんを救えない、どうにも抗えぬ命の流れという不条理の恐ろしさ。
ちょっと情緒に流れた文章になっているかもしれません。すみません。

医療というのは、霧の中から沢山の情報を拾って、解析して見えないながらも、出来るだけ正確な地図を作って患者さんを霧の向こうに送り届けることに・・似ているかもと考えます。

霧の中から情報の影を拾って解析するには、知識とトレーニングが必要で
だからこそ、そのリーダーとなるDRは、黒猫亭さんも書かれているように
厳しい学力競争や高いコストをかけて資格を得るのだと思うんです。
ひるがえって、看護系の職員はどうだろう・・?としみじみ考えてしまいます。
看護職はリーダーの作った地図を参考にしたり、一緒に歩む患者さんがどれだけ安楽に霧の向こうに歩いていけるか、その補助者といった性格なのかもしれません。
正直、DRに比べれば、学力もコストも低いです。ですが、広く浅く必要な知識を取得することで、その役割を充分果たせるという立場なのだとおもいます。
大切なのは、基本的な知識を見につけている事。霧の中で迷わないように
地図の見方をしっかり理解できるようになっている事。

しかし、助産師は医師という職業とならんで、昔から「お産」の地図を
過去からの経験則で持っていた為に、霧の中でも患者さんを向こう側に渡せるという自負があったのでは・・と考えてしまいます。
しかし、それは「正常なお産」という限られた狭い範囲の中だからこそ
、できる事で。
助産院の中で、医師不在でお産を取り扱えることで、自分の怖さに対する感覚がずれていったのでは・・と考えたりします。
医師に似た立場になる事で、自分の実力に対しての正しい把握ができなくなっていたのかなぁ・・と。自分の知見に対して疑い確認する事こそが、
ものすごく大切な事であるのに。

あとは、小さな集団の中で、批判者がいないといった事が暴走の要だったのかもしれません。
オウムも優れた知性の持ち主が、閉塞的な情報の中で、正しい方向性を見失なっていたように。
助産師会も本部にホメを指示していた人がいた事も痛かったですし、
助産院も一国一城の主となってしまうと、情報の修正がされにくいのかもしれません。
看護師や勤務助産師は交替制の勤務で自分が行った看護行為は必ず記録として残さねばなりません。個々でありつつ全で、情報を共有しているわけです。その中で異常な取り組みは必ず他者からのチェックがはいりますし、問題にもなりやすい。個の暴走はできなくなるようになっているようにおもうのです。
そんな助産院というシステム上の、個として暴走しやすい環境も
ホメオパシーの広がった要因のように考えています。

つい先日、お邪魔したばかりなのに長文の投稿でほんとにすみません。
しかし、もやもやしたものを考えるきっかけを与えてもらったように思います。ありがとうございました。





by たま (2010-08-25 23:08) 

pooh

> たまさん

> スレッドの流れとしては、もう終了となる方向性かもしれませんが

うちのコメント欄は終わらないですよ。ぐだぐだになってしょうがなく閉める、と云うのは過去数回ありましたけど。

> 良くそんな怖い事ができる・・と血の気が引く思いでした。

これはたぶん、一部の特殊なひとの話、と云うわけではなくて。ただ、特殊な状況に置かれれば、ひとはこう云う(筒井康隆の小説の登場人物のような)行動もなしうる、と云うことだと思います。なので、まっさきに責めを負うべきは、そんな状況をつくり出す要因となるもの、なんじゃないでしょうか。

> 正直、DRに比べれば、学力もコストも低いです。ですが、広く浅く必要な知識を取得することで、その役割を充分果たせるという立場なのだとおもいます。

同感です。
重要なのは(知識ももちろんそうですが)考える、判断するうえでの充分なツールを手にすること、だと思います。

> そんな助産院というシステム上の、個として暴走しやすい環境

このことは、考察されていってしかるべき部分なのかもしれませんね。
by pooh (2010-08-26 07:33) 

たま

こんにちは、poohさん。

>これはたぶん、一部の特殊なひとの話、と云うわけではなくて。ただ、特殊な状況に置かれれば、ひとはこう云う(筒井康隆の小説の登場人物のような)行動もなしうる、と云うことだと思います。なので、まっさきに責めを負うべきは、そんな状況をつくり出す要因となるもの、なんじゃないでしょうか。

間多いてしまいましたが、ほんとにそうですねぇ。

ホメオパシーの問題について考える時、最初、
「分かれ道」ってどこなんだろう・・と思わず暗くなってしまった事がありました。
ホメオパシーに傾倒してしまう看護系職員とそうでない看護系職員。
でもついつい、頭に血が上りやすいタイプなので、「あかつき問題」の今はもう読めなくなってしまったホメオパスと亡くなってしまった方のメールのやりとりは、あまりにひどくて、クラクラしてしまって。

でもお恥ずかしい事に、
> そんな助産院というシステム上の、個として暴走しやすい環境

などと、自分で書いてしまっていますが、うさぎ林檎さんが教えてくださった情報で「訪問看護師」さんが堂々とホメオパシーを学んでいる事をコメントされている事を知り・・がっくり。

そう、助産院だけでなくて、訪問看護師さんも個人、または小さな規模で企業出来る環境なのです。
助産師さんだけを責められません。
訪問看護師さんに、ホメオパシーが広がっている可能性について
看護協会には改めて意見しなければ・・・・と考えています。

医療系について、ホメオパシーの広がりを考えてみると
助産院、訪問看護師、歯科医院、動物病院・・いずれも個人経営か少数グループで経営されていると所に広がりやすい傾向のように思います。

個人の意見をストップできないシステムが、拍車をかけてしまうのでしょうか。
または、経営者自身の強い実権を握っている場合や個人経営では
強いカリスマ性(?)といったものが特徴の人物にホメオパシーがはまると
暴走しやすい要因となってしまうのだろうかなぁ・・と。

すいません、話を元に戻してしまいますが、実は私は
オウム事件について、同年代という事もあり
オウム信者とわたしの分かれ道ってどこなんだろう・・ってずっと考えてしまっています。

私があちら側にいた可能性もあるんじゃないかと、1995年のあの事件からずっと、針がちくちくささったように、ふと考えてしまうことがあります。
麻原の奥さんだったかは、私の地元の高校の出身です。
奥さんだったかたは、私よりもずっと頭が良くエリート高の方でした。
彼女とは地元ですれ違っていたかもしれません。

kikulogなどで、参加させていただいているなかでホメオパシーであるとか
スピリチャル関連のまやかしであるとか、どこかオウム事件と関連があるようにおもっています、うまくまだ言葉に出来ていないのですが。

いずれにしても、「私も」あちら側にいっていた可能性を心に留めておきたいとおもっています。
「分かれ道はどこなのか」はずっと考え続けたい事でもあります。

いつも長文ですみません。
これから、幼稚園の盆踊り大会で、五平餅を焼きにいってきます。
しつれいいたしますー。
by たま (2010-08-29 15:42) 

たま

うわぁ、すいません。

タイプミスが!

>間多いてしまいましたが、ほんとにそうですねぇ



 間を置いてしまいましたが、ほんとにそうですねぇ。

に、訂正させていただきます。
すみませんでした。
by たま (2010-08-29 15:46) 

shof

こんにちは。
>たまさん
たまさんと「いってしまった人」を分つものというのは、本当に「ちょっとしたこと」なのかもしれません。
でも、私は「簡単に絶望できる資質」がそれを分けるのかもしれない、と思っています。

オウムの人々の言動を見るにつけ、「自分に分からないものは世界の誰にも分からない」という(あえて言えば)簡単な絶望が、「不可知の神秘」への道かもしれなかったと思います。
様々な事共が「自分の認識下」にあると、何故思い込めたのか、それは私にも分かりません。

幾多の人が挑んで解けなかったことが、ある時一気にブレークスルーを迎える。科学の歴史ではよくあることですね。それは私が成した事ではない。でも、その成果を喜ぶことが出来るようでありたい。科学の端っこを齧った人間として、本当にそう思うのです。

私が小林靖子脚本を愛するのは、彼女が「プロフェッショナル」を尊重する心を持っていると思うからです。同時期の「トクサツ脚本家」の中でも、それは本当に際立っていると思います。先に書いた「激ヤバ」のホンと…某脚本家の「ゼルダポイントの攻防(ステロタイプな「過てる科学者」観が、心に痛かったです)」の違い、という感じです(分かりにくくてスミマセン…)

「プロ」の重要な要件として、限界を知りつつ、誰かがそれを破って行く可能性を信じる心がある、と私は思います。自分の限界を分野の限界にしない、それが私達の矜持。
…偉そうに言いつつ、私も日々惑うことは多いです。しかし、個人の限界も少しずつ広げて行きたい、そう思っています。


by shof (2010-08-29 18:07) 

pooh

> たまさん

> 助産院、訪問看護師、歯科医院、動物病院・・いずれも個人経営か少数グループで経営されていると所に広がりやすい傾向のように思います。

ある共通の項目を持つひとたちに特定の傾向を見いだすのは、相応の知見をバックボーンに持たないと、非常に危険でもあると思います。なので、ここではたまさんに同意も不同意もできません。ごめんなさい。

> いずれにしても、「私も」あちら側にいっていた可能性を心に留めておきたいとおもっています。
> 「分かれ道はどこなのか」はずっと考え続けたい事でもあります。

これは、ぼくもいっしょに、こころに留めさせていただきます。
この部分への想像力はとても重要だと思います。同時に、それを踏まえたうえで先へと踏み出す勇気も、持っていたいと思っています。
by pooh (2010-08-29 20:53) 

pooh

> shofさん

菊池誠がときおり、想像力、と云うものについて言及します。それは、世界の全体像と云うものと自分自身の認識の範囲、と云うものについて、ある意味謙虚に、またできる限り正確に把握しようとする努力のこと、なのだと思っています。たとえば、過剰に信頼することも貶めることもなく、科学と云う方法論の有用性と限界を理解するのも、充分な想像力が必要とされることのように思います。

共有することの意義、その価値を、どのように捉えるか、どう尊重するか。そのことが理解できてはじめてひとは自分自身の限界を広げることができるのでしょうし、逆に云うとそのことが認知できない状況にあるひとは、そのひと自身の認知の限界がそのままそのひとの知る世界の限界になります。ホメオパシーをめぐる信奉者とそれ以外の人間のあいだのギャップは、ひょっとするとそう云う性格のものなのかもしれません。
by pooh (2010-08-29 21:01) 

うさぎ林檎

こんばんは。

ホメオパシーの問題に注視するようになってから、なんて謂うか、ずっと人の善意というヤツに打ちのめされています。それは人間が完璧ではないと知っていてもです。
今ならまだ新たなホメオパシーを原因とする犠牲を最小限にすることが可能かもしれない、そんな一縷の望みに縋っています……かといって何の力があるわけではありませんが。
ヒトは自分が無力であること、限りがあることを受け入れることは難しいみたいですね。それでもできることは沢山あるのに。
by うさぎ林檎 (2010-08-29 21:39) 

pooh

> うさぎ林檎さん

善意であることはその結果に対してなにひとつ免責しない、と云うようなことを、ぼくはずいぶんと書いてきました。ただ、それを理解すること、受け入れることはそれほど簡単ではない。
そのあたり、このへんでちょっと考察したりもしたことがあります。
http://schutsengel.blog.so-net.ne.jp/2008-10-03-1

> ヒトは自分が無力であること、限りがあることを受け入れることは難しい

難しいです。だからあがく、と云うことでもあるし。
by pooh (2010-08-30 07:31) 

たま

こんにちは、皆様。明日は9月になるというのに、関東はふつふつと沸騰するように暑いですー。

shofさん☆
声をかけてくださってありがとうございます。
お返事がおくれてすみません。shofさんのコメントから色々考えて
おりました。

>たまさんと「いってしまった人」を分つものというのは、本当に「ちょっとしたこと」なのかもしれません。
でも、私は「簡単に絶望できる資質」がそれを分けるのかもしれない、と思っています。

はい、そうですねぇ・・・。本当に、ちょっとした差なのだと思います。
だからこそ怖い。

ちょっと話はずれてしまうのですが、江原さんのスピリチャル関連で調べ物をした時クリスチャンである年下の友人に、インドネシアで行われているおパストラルケア
(チャプレンといった牧師様や、クリスチャンのナースがターミナルの人とその実存性についての苦しみ、や悩みに向いあうケア)
の様子をレポートしたものを教えてもらって読んだのです。

病棟の要請で、クリスチャンでもあるパストラルケア専門のナースが
病室を訪問するのですが
「なぜ、こんな病気になってしまったのか」
「どうして私なのだ、なぜ神はこんな試練を与えるのか」
等やこれから残されるだろう家族への気持ちなどを様々な葛藤を
ナースに話していくのですが、
クリスチャンでもあるそのナースは、患者さんの話をじっくり聞き、共感し
肩を抱いて、共に聖書を読み、家族と共に賛美歌を歌い。。。

特殊な薬も使いません。特別な魔法も使いません。
ただひたすら、地道に患者さんに向かい合うだけです。
毎日コツコツそれらを続ける事で、患者さん自身が
自分で神が与えた試練の意味を自分で考え、現在の自分を受け入れる
様子が淡々と記されていました。

このレポートを読んだ時、そのベースとなる宗教という絆の深さが、宗教を持たない私には少しうらやましくもあり、
死という不条理、病という不条理に立ち向かう時、奇跡に頼っていてはダメなのだ・・・不条理な事に即効性の解を求めてダメで、
インドネシアのナースのようにあきらめず、コツコツと向かいあうことしか
ないのではないか・・。としみじみ思いました。

sohfさんのコメントを読んだ時、ふとそのインドネシアのナースの事、
レポートを読んだ時の事が思い出されました。
私の感想は、ちょっとずれているかもしれません。

メガレンジャーは、VSシリーズしかみていなかったですー。
今度話題に出された回をチェックしてみます。

はっ、!黒猫亭さん☆
、すみません、ご紹介してくださった、
「実写版セーラームーン」のレポート、まだ半分ぐらいしか読めていないです。黒猫亭さんの圧倒的な読解力に圧倒されています。
私など、小林靖子ファン名乗るには、まだまだ頭に殻のついたカリメロぐらいでしたー。

poohさん☆

>ある共通の項目を持つひとたちに特定の傾向を見いだすのは、相応の知見をバックボーンに持たないと、非常に危険でもあると思います。なので、ここではたまさんに同意も不同意もできません。ごめんなさい。

うわぁ、どうぞ謝らないで下さいませ。
うん、そうでうね、私もせっかちに推論をまとめようとしてしまうことがよくあるので、背中をポンとしてくださると助かりますよー。

うさぎ林檎さん☆
今、看護協会と色々意見交換して、メールの公開の了解まちなのですが・・・。私に実力不足もあってすっきりとした回答は得られないかも。
うううー。










by たま (2010-08-31 15:01) 

pooh

> たまさん

お書きのパストラルケアのようなものが、ある意味宗教が発揮しうるもっとも重要な力のひとつ、なのではないかと感じます。そして伝統をもつ穏健な宗教は、安易に奇跡を口にせずとも、その力を発揮できるポテンシャルを持っているのだろう、と思っています。

> 私もせっかちに推論をまとめようとしてしまうことがよくある

ぼくもあります。いちおう自戒しているつもりではありますが、ぼく自身もそう云う部分で不注意なことを口にしがちです。偉そうなことを云えた筋はまったくありません(^^;。
by pooh (2010-08-31 21:28) 

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